京都大学アカデミックデイ2023

キャッサバからアフリカの食を探る

研究者からの一言:タピオカ以外のキャッサバの利用法、知っていますか?

2019年前後に日本で流行した「タピオカ」の原料の芋としても知られるキャッサバは、実は世界中でもさまざまなかたちで利用がされており、特にアフリカでは多くの利用法が存在しています。アフリカ・タンザニアの事例を中心に、キャッサバ料理をはじめとした東アフリカの食事をご紹介します。

出展代表者

アジア・アフリカ地域研究研究科
 中尾 仁美 博士課程1年

来場者より

美味しそうで賞
未来を創るで賞
丁寧に説明してくれたで賞
わかりやすいで賞
おいしそうで賞
キャッサバおいしそうで賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

若者にお勧めしたい本

食料危機:パンデミック、バッタ、食品ロス

井出留美

2021年に発行された単行本なので、新しい問題や話題も踏まえた、現状起こっている食料問題について分かりやすくまとめられている。身の回りの小さなことから自分たちにできることも教えてくれているため、自分事として受け止め、次の行動につなげやすいかなと思います。

自分の研究に関連して紹介したい本

食と農のアフリカ史:現代の基層に迫る

石川博樹(編)、小松かおり(編)、藤本武(編)

アフリカではどのような食事がされており、その背景にはどのような食文化が存在しているのか。アフリカの各国で長い間フィールドワークをしてきた多くの研究者たちが歴史と共にアフリカの食について説明している本です。アフリカの人びとがどんな生活をしているのか気になる方はぜひ。

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