京都大学アカデミックデイ2023

細胞を薬のように使う時代が来た!

研究者からの一言:「細胞を点滴して病気を治す」時代が始まります!

Tリンパ球を点滴で投与する治療法が、ある種の白血病に対して、効果を発揮しています。ただし、患者さんのTリンパ球を使うので、時間がかかる、コストがかかる、品質がばらつくなどの問題点がありました。私達は多能性幹細胞を材料にする事で、誰にでも、すぐに、安価で、Tリンパ球製剤を提供できる方法を開発しています。

出展代表者

医生物学研究所
 河本 宏 教授

参加者

医生物学研究所
 永野 誠治 助教
医生物学研究所
 加藤 雄真 特定研究員
医生物学研究所
 板原 多勇 博士課程3年
医生物学研究所
 周 浩洋 博士課程2年

関連URL

http://kawamoto.frontier.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

革新的で賞
活きの良い細胞(&カエル)で賞
将来こうなってほしい賞
かえる賞
研究内容がおもしろかった賞
カエルで未来をカエルで賞
素晴らしく優秀な留学生をみんなで支援できたらな賞
キラーT細胞&ips細胞医療革命賞
10年後が楽しみで賞
期待してまっせ賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

コウモリはウイルスを抱いて空を翔ぶ:生き物たちのネオ免疫学

新田剛

色々な生物の免疫システムを紹介しつつ、生物としての生体防御の仕組みを鳥瞰的な視点から論じている。スケールが大きく、とても面白い。イラストも素晴らしい。超オススメ。

自分の研究に関連して紹介したい本

マンガでわかる免疫学

河本宏 / しおざき忍(イラスト)、ビーコムプラス(制作)

免疫学といえば難しいと思われがちだが、マンガを使うことでわかりやすく解説されている。「2人の学生さんが、免疫学を学びながら卒業研究をすすめる」というストーリー。

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