京都大学アカデミックデイ2023

認知症-未病で見つけ未病で防ぐ-

研究者からの一言:疾患動物モデルとヒトでの「橋渡し研究」をしています

高齢化に伴う認知症とその関連疾患の増加は重要な社会問題です。近年、病初期から、腸・感覚器官・免疫などの全身環境の変化が生じていることが分かってきました。脳のみならず、こうした全身環境の変化と発症との関係を解明し、発症前の未病状態での診断と予防に挑戦しています。

出展代表者

医学研究科
 髙橋 良輔 教授
医学研究科
 眞木 崇州 講師
医学部附属病院
 山門 穂高 特定准教授

参加者

医学部附属病院
 石本 智之 特定助教
医学部附属病院
 田口 智之 特定助教
医学研究科
 大平 純一朗 大学院4年
医学研究科
 平藤 哲也 大学院3年
医学研究科
 柳田 成史 大学院3年
医学研究科
 菊谷 明宏 大学院2年
医学研究科
 中村 大和 大学院1年

関連URL

https://neurology.kuhp.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

驚いたで賞
しっかりがんばって欲しいで賞
今後もがんばってほしいで賞
がんばってほしい賞
わかりやすかった賞
最先端で
非常に興味深く感じたで賞
希望の研究で賞
未病で防いで賞
急いでください賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

若者にお勧めしたい本

時計遺伝子:からだの中の「時間」の正体

岡村均

私たちの体内時計を制御する「時計遺伝子」により全身の生体リズムが形成される巧妙で美しい機構が、この分野のトップレベルの研究者により分かりやすく書かれています。また、睡眠障害や生活習慣病が生体リズムの異常と関連することも、そのメカニズムとともに詳しく示されています。筆者が長きにわたって強い情熱をもって真摯に没頭されてきた研究の歴史に深い感銘をうけました。(出展代表者:眞木)

フェルマーの最終定理

サイモン・シン / 青木薫(訳)

数学界最大の超難問に挑戦した天才数学者ワイルズを中心としたノンフィクション。宇宙の真理にもつながる極めて美しい数学世界の偉業で、人類の英知の一つの到達点であるが、我々の目の前の難題も決して解決が不可能ではないと思わせ、勇気づけてくれるような内容の本です。ただし、それには現世的ないくつかの大きな犠牲が必要ですが、、。(出展代表者:山門)

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