京都大学アカデミックデイ2023

ヒトゲノムの完全制御に挑戦する!

研究者からの一言:今日からあなたもヒトゲノムを探求する冒険者!

ウォルツェン研究室では「ヒトゲノムの完全制御」を目指し、iPS細胞を用いて最先端の遺伝子編集技術を開発・活用しています。まずはゲノムを理解することから始まり、変異の修正や新しい遺伝子機能の導入のために必要な技術をマスターしていくことを目指しています。あなたも私たちと一緒に挑戦してみませんか?

出展代表者

iPS細胞研究所
 Knut Woltjen 准教授

参加者

医学研究科
 Suji Lee 博士課程3年
iPS細胞研究所
 Gabriel Martínez-Gálvez JSPS外国人特別研究員
iPS細胞研究所
 福田 幹子 特定研究員
医学研究科
 丹羽 諒 博士課程2年
医学研究科
 Xiaoyan Ren 博士課程1年
医学部
 松井 かずさ 4年生
iPS細胞研究所
 三代 景湖 短期交流学生

関連URL

https://woltjen.cira.kyoto-u.ac.jp

来場者より

説明に熱がこもっていたで賞
日本語を頑張ったで賞
ヒトに適応できるまでがんばってほしいで賞
化学の技術に驚いたで賞
説明がとっても分かりやすかったで賞
本当に詳しく分かりやすく教えてくださったで賞
すごく話が分かりやすかった賞
レシピの説明、分かりやすかったで賞
ips/?賞
世界みな隣組賞

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

もやしもん

石川雅之

もやしもんは「微生物が見える特殊能力」を持った主人公が繰り広げる日常を描いた漫画です。本書籍を通して、見えない微生物やたんぱく質が社会で重要な役割をしていることを学び、生命科学者を志すようになりました。

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

ホワット・イフ?:野球のボールを光速で投げたらどうなるか

ランドール・ マンロー / 吉田三知世(訳)

私は科学は疑問、つまりWhy?の上に成り立っていると考えています。この本はその疑問を追求した本です。日常では「起こり得ないことが起きた時どうなるか」を科学で明らかにします。一見バカげた質問ばかりですが、それに対する回答を見るとワクワクしてきます。

若者にお勧めしたい本

生命はデジタルでできている:情報から見た新しい生命像

田口善弘

次世代シーケンサーというDNAを大量に読み取る装置ができてから、生命科学研究は根本的に変わりました。特に、次世代シーケンサーだけでなく、他の測定装置も急速に発展しているので、取得できるデータが巨大なものに変わってきています。そこで重要な考え方が本書籍のタイトルにもあるデジタル的思考です。本書籍では生命において重要なDNA、RNA、たんぱく質におけるデジタル情報の世界を学ぶことができます。

自分の研究に関連して紹介したい本

ゲノム編集とはなにか:「DNAのハサミ」クリスパーで生命科学はどう変わるのか

山本卓

本書籍は2020年にノーベル賞を受賞したCRISPR-Cas9技術を含む「ゲノム編集」について包括的に学ぶことができます。日本はゲノム編集領域で非常に強く、昨今ではゲノム編集食品がいくつか登場してきています。私たちの研究室でも遺伝学を研究するために応用しています。

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