京都大学アカデミックデイ2024

‘ひかり拓本’、縄文原体を可視化する

研究者からの一言:縄文原体って知っていますか?

日本列島先史時代の縄文文化では土器に縄目文様を施した。土器に見られる縄目は通常の縄と異なり、縄目文様を生むための専用の施文具によって生み出される。縄文原体と呼ばれるこの施文具はまだ未発見であるため、土器に遺された痕跡から、使われた素材や縄の様々な撚り方を解読する必要がある。近年開発された‘ひかり拓本’を用いて縄文原体を可視化する。

出展代表者

総合博物館
 髙野 紗奈江 研究員

参加者

大学院文学研究科
 千葉 豊 准教授

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

自分の研究に関連して紹介したい本

比叡山麓の縄文世界

2023年度企画展 文化財発掘10/京都大学総合博物館

‘ひかり拓本’による縄文原体および縄文土器の細部の可視化に興味を持った方に、ぜひご覧いただきたい1冊です。

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