京都大学アカデミックデイ2024

人はなぜ自然とつながると癒されるのか?

研究者からの一言:自然と人のつながりの駆動因や人の健康と環境保全に及ぼす影響を環境保全学、公衆衛生学・健康地理学等の手法を用いて研究しています。

自然とのつながりは「人の健康」と「健全な自然環境」というプラネタリーヘルスの概念に深く関係します。しかしながら自然による健康便益のエビデンスが蓄積される一方で、その至近要因や進化的背景は未だ不明瞭です。「なぜ動植物が豊かなまちほど、自然の癒し効果は高いのか」「自然によって癒される程度にはなぜ個人差が生じるのか」という問いについて議論したいと思っています。

出展代表者

大学院人間・環境学研究科
 田代 藍 特定准教授

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

自分の研究に関連して紹介したい本

Green Infrastructure and Public Health

Christopher Coutts

人の健康を言及した自然共生の書籍は少ないのですが、こちらはプラネタリーヘルスの街づくりのヒントがわかりやすくたくさん詰まった内容になっているので推薦します。

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