Workshop
ワークショップ

からだに美味しいおにぎりを識る

開催日

2014年12月13日

会場

KYOCA 3F

メンバー

福間真悟(京都大学病院 臨床研究総合センター 特定講師)
藤原辰史(京都大学人文科学研究所 准教授)
平松紘実(料理研究家)
安田真(京都・暮らしのREデザイン研究所 代表)
佐々木彰(京都大学大学院医学研究科医療疫学分野 博士後期課程)
飯田英和(京都大学大学院医学研究科医療疫学分野 専門職学位課程)
西脇宏樹(京都大学大学院医学研究科医療疫学分野 専門職学位課程)
小林奏(京都大学大学院医学研究科医療疫学分野 専門職学位課程)
新畑覚也(福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 臨床研究フェロー)
矢嶋宣幸(福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター 臨床研究フェロー)

ワークショップ概要

日本において伝統的かつ庶民に愛される食べ物である「おにぎり」を切り口に、文化(一汁一菜など日本人の伝統的な食のスタイル 、祭りや芸能など地域文化、伝統文化との関わり合い)・科学(それぞれの種類の違いや組み合わせ、握り方、分量の加減が味わいにどう影響するのかなど)・医学(米や塩と健康との関わり、日本人の体質など)の視点からグループディスカッションを行った。また、ディスカッションの間におにぎりのテイスティングと専門家によるミニレクチャー(藤原辰史:京都大学人文科学研究所准教授、平松紘実:料理研究家、京都大学農学研究科修士課程修了)をはさみ、その後のグループディスカッションでさらに深い議論への発展のきっかけとした。現在、ワークショップの効果を科学的に検証するため、ワークショップ後の参加者を追跡し、味覚や健康行動の変化を測定している。

開催報告

今後の展望

・京都を中心にワークショップを継続し、よりよいワークショップのモデルをつくる。
・京都以外の地域でも開催し、異なる地域性にも対応できるモデルとする。
・地域全体でボランティアスタッフなどにより自立的にワークショップを継続開催できるシステムをつくり、地域住民の行動変容(社会参加やその他の交流の増加など)きっかけとする。行動変容により住民を元気にする。結果として、地域を活性化する。

ワークショップを開催しての感想・メッセージ

皆さんがカラダや健康について気付くための機会を提供したいと思っています。より多角的に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします!

ワークショップで得たもの

・事前の想定以上に、グループ毎のディスカッションの内容が多様であり、それらを全体で共有することで、より深い理解につながった。