Workshop
ワークショップ

Street light effect精神風土研究の研究デザイン  ~ あたりまえを疑う ~

開催日

2月19日(火),20日(水)

会場

学際融合教育研究推進センター

メンバー

井出和希(学際融合教育研究推進センター/政策のための科学ユニット・特定助教・薬学)
後藤忠徳(京都大学大学院工学研究科・准教授・地殻環境工学)
上野ふき(名古屋大学情報科学研究科・博士後期課程・人間情報学)
久木田水生(名古屋大学情報科学研究科・准教授・倫理学)
村上祐子(立教大学理学部共通教育室・特任教授・論理学)
林能成(関西大学社会安全学部・教授・防災科学)
鈴木秀憲(三重大学人文学部・特任准教授・科学哲学)
熊澤峰夫(名古屋大学環境学研究科・名誉教授・地球惑星科学)
東原紘道(東京大学地震研究所・名誉教授・土木工学)
宮野公樹(京都大学学際融合教育推進センター・准教授・学問論)
駒井章治(奈良先端科学技術大学大学院バイオサイエンス研究科・准教授・神経科学)
平理一郎(カリフォルニア大学サンタバーバラ校・海外特別研究員・神経科学)

ワークショップ概要

他に重要な事がある事をわかっているにもかかわらず、できることのみに従事するStreetlight effectに研究者ですら落ち至りやすい現状がある。もちろん逆に果敢に未知の領域に挑戦していく研究者もいる。私たちはそれらのマインドを動機づけているのは個人の生い立ちだけでなく研究室や所属分野の精神風土の影響が大きいのではないかと考えている。そのため精神風土を探る大規模なインタビュー調査を行うことを予定しているが、本ワークショップではその研究デザインを行う。以下の5つの項目を中心に議論する。

1) 本研究は何のためか〈背景〉

2) どういう結果を得たいか〈意義〉

3) 研究マインドに影響する精神風土にはどのようなものがあるのか〈仮説〉

4) 対象者の決定(年齢、役職の範囲など)

5) 何を聞けば研究マインドがわかるか〈質問リスト〉

6) どのように聞くのが効果的か〈インタビュー方法〉

7) 結果の分析は何を用いるか〈結果の出し方〉

8) 役割分担の決定

1日目:1〜5を中心に議論する。

2日目:6〜8を中心に議論する。

プログラム

2月19日(火)

10:00 開始

    研究の背景、意義、仮説など研究全体の事についての議論

12:00 昼食休憩

    インタビュー対象者、質問内容などについての議論

17:00 終了

2月20日(水)

10:00 開始

    講演:「精神風土についての一考察」鄭雄一

12:00 昼食休憩

    インタビュー方法、結果の分析方法、役割分担についての議論

15:00 終了