京都大学アカデミックデイ2019

デバイス内で動き出す新しいイノチ

研究者からの一言:今や機械系でタンパク質やiPS細胞を扱う時代です!

機械工学的なマイクロ・ナノ加工技術により製作した微小流体デバイスの上で、生体分子や細胞の機能を再現することで実現する、新たなマイクロ・ナノバイオシステムを紹介します。モータタンパク質の駆動力を利用した分子デバイスや、血管やヒトiPS細胞由来の臓器を育てる生体模倣システムを紹介します。

出展代表者

大学院工学研究科
 横川 隆司 教授

参加者

大学院工学研究科
 横川 隆司 教授
 金子 泰洸ポール 教務補佐員
 古川 眞之 修士課程2年
 亀田 良一 修士課程2年
 井原 輝紀 修士課程2年
 一色 庸平 修士課程2年
 Scott Erickson 修士課程2年
 高田 裕司 修士課程1年
 東條 裕也 修士課程1年
 田渕 史 4年
 Zhou Hang 博士課程1年
 岡田 龍 博士研究員
 Liu Yang 特定助教
 Ramin Banan Sadeghian 特定助教

関連URL

http://www.ksys.me.kyoto-u.ac.jp/

来場者より

いろいろ良い話が聞けました賞
臓器を作るのは工学部!!賞
がんばった賞
研究のウラ話を赤裸々に話してくれたで賞
熱く語ってくれたで賞
熱意が感じられたで賞
お土産をくれたで賞
優しかったで賞
無限の可能性賞
ワクワクしたで賞
研究を続けて欲しいで賞
素晴らしい未来を見せてくれたで賞
モータータンパク質すげー。賞
分かりやすく説明してくださったで賞
ワクワクしたで賞
これからも研究してほしいで賞
脳を作ったで賞
学問どうしのつながりを知れたで賞
別の学問と調和できたで賞

アカデミックデイを経ての感想

多くの方と研究について話せる貴重な機会でした。自分が研究していることの面白さを伝えようと工夫することで、行っている研究の意義や面白さを再発見することができました。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

Fundamentals of Microfabrication and Nanotechnology

Marc J. Madou / CRC Press

修士課程の時に留学したUCLAで教科書として使われていました。この本から,マイクロ・ナノの世界を体系的にとらえるようになりました。京大の大学院でも,このような英語の教科書でワールドクラスの講義ができるようになることを期待しています。

取り扱い: 京都大学図書館

今ハマっている本(誰かとこの本について話したい)

小説東京帝国大学

松本清張 / 筑摩書房

移動中など時間を見つけて清張作品を読むのが趣味です。単なる推理小説ばかりでなく,フィクションからノンフィクションまで昭和の闇の部分や人間性についての描写が,日常の喧噪を忘れさせてくれます。

取り扱い: 京都大学図書館

自分の研究に関連して紹介したい本

生体分子モーターの仕組み

石渡信一 / 共立出版

異分野の研究者がモータタンパク質(生体分子モーター)について学ぶのに最適です。日本の研究者が主導してきた,一分子生物物理学の分野からとらえたモータタンパク質についてわかりやすく書かれています。

取り扱い: 京都大学図書館

  • Facebook
  • Twitter