京都大学アカデミックデイ2019

放射能と共に生きる!

研究者からの一言:全てにリスクとメリットが存在。リスクだけじゃない!

福島第一原発で環境中にまき散らされた放射性物質が消えることはありません。では、私達は今後、どのようにこの放射性物質と付き合っていくべきでしょうか? 廃棄物となった放射性物質との付き合い方、森林に残る放射性物質との付き合い方などについて研究しています。

出展代表者

大学院工学研究科
 米田 稔 教授

参加者

大学院工学研究科
 米田 稔 教授
 島田 洋子 准教授
 吉田 耕平 修士課程1年
複合原子力科学研究所
 池上 麻衣子 助教

来場者より

これからも頑張って欲しいで賞
いち国民として応援したいで賞
大地賞
これからも研究を頑張ってほしいで賞
世界に今後求められる技術で賞
将来の日本のために賞
ムヅカシイで賞
反転で除染で賞
高校生には少し難しかったで賞
熱心な説明をありがとう賞

アカデミックデイを経ての感想

多くの方々から貴重なご意見を頂きました。今後の研究活動に活かして行きたいと思います。

フォトギャラリー

研究者の本棚

本出展の参加研究者がお勧めする本をご紹介。

今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本

エネルギー・環境・社会 第2版 現代技術社会論

京都大学エネルギー科学研究科エネルギー社会・環境科学専攻 / 丸善出版

この本は、エネルギー・環境問題、事故災害、リスクについて、京都大学の教員が自身の研究を絡めて、一般向けに解説をしている本です。専門用語など極力排除して書かれているため、専門外の方でも理解しやすい内容になっています。

取り扱い: 京都大学図書館

若者にお勧めしたい本

生態環境リスクマネジメントの基礎

浦野 紘平 、松田 裕之 / オーム社

生態系保全、地域の自然環境保全のためのアセスメントを行う上で必要な知識を、初学者にもわかりやすく解説している良書です。

取り扱い: 京都大学図書館

自分の研究に関連して紹介したい本

土壌汚染 フクシマの放射性物質のゆくえ

中西友子 / NHK出版

この本が出版されてから6年が経ちますが、土壌や農産物の放射能に関する調査研究結果が詳しく書かれており、放射能との向き合い方を考えるきっかけとなる1冊になっています。放射能とは何か、その影響や自然放射線についてもわかりやすく記載されているので、読んでみてください。

取り扱い: 京都大学図書館

  • Facebook
  • Twitter