Workshop
ワークショップ
人物顔貌の芸術表現とその認知:人文学・認知科学・制作からのアプローチ
開催日
2022年12月9日(金)14:00-17:00
会場
京都大学吉田キャンパス 時計台記念館 会議室III
(zoomを利用したハイブリッド形式で開催)
ワークショップ概要
「顔」は古今東西の絵画作品に見られる、普遍的なモチーフである。一方でその表現方法には、文化や歴史的背景、そして制作者の意図を見ることができる。この問題について本シンポジウムでは、様々な分野の専門家による話題提供を通し、議論を行う。話題提供者として、比較文学・比較文化研究を専門とする研究者、顔認知に関する心理学的研究を専門とする研究者、そして実際に制作活動を行なっているアーティストが登壇する。これら異なる分野間の交流を通し、将来の分野横断研究で解決されるべき問いと、そのアプローチについて模索する。
プログラム
13:50 受付開始
14:00 開会の挨拶
14:10 永井 久美子(比較文化・比較文学、東京大学大学院総合文化研究科・准教授)
「光源氏の<美>と<老い>と浦島伝説」
14:50 鈴木 敦命(認知心理学、東京大学大学院人文社会系研究科・准教授)
「顔貌に基づく人物の認知:進化の副産物か文化の構築物か」
15:20 大竹 彩奈(日本画家)
「『美しい顔』が出来上がるまで–制作の視点から–」
16:00 井上 章一(風俗史学、国際日本文化研究センター・所長)
「細川ガラシャを美形にしたのは誰なのか」
16:30 総合討論
17:00 閉会
参加登録
現地参加(先着20名)・オンライン参加のいずれも、下記のフォームより登録をお願いいたします
https://forms.gle/nfUmXLFV5fJzj1du5