Workshop
ワークショップ

公開自主講座「認識台湾Renshi Taiwan」
立ち上げ企画:台湾から呉叡人さんをお迎えして

開催日

〇講演会 「台湾民族」の誕生―台湾における左派思想の伝統を捉え直す
日時:7月6日(木)18時半~21時

〇シンポジウム 台湾と沖縄 黒潮により連結される島々の自己決定権―東アジア地域世界の「平和」を準備するために
日時:7月8日(土)14時~17時

会場

〇講演会(7月6日):京都大学 法経第4教室

〇シンポジウム(7月8日):京都大学 法経第4教室

ワークショップ概要

公開自主講座「認識台湾Renshi Taiwan」の立ち上げ企画として、台湾から政治学者・呉叡人氏をお招きして講演会とシンポジウムを行います。呉叡人氏の著書『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』(みすず書房、2021年)では、過去の国家暴力や不正義をただし民主化を推進してきた台湾の経験をかえりみると同時に、国際政治の舞台で今なお「籠の中の鳥」のように日本・アメリカと中国という帝国のはざまに置かれていることをめぐる思想的な格闘を刻んでいます。
日本語訳書の元になった原稿の多くは2015年前後に書かれたものですが、その後2019年には香港で民主化運動の徹底的な鎮圧があり、2022年にはウクライナ戦争が起こりました。世界的に民主主義が退潮し、帝国主義の時代の再来を思わせる状況において、戦争に向かうのとは異なる、新しい世界のヴィジョンがありうるのか?問いを掘り下げたいと思います。

プログラム

7月6日プログラム(予定)
17:45 開場
18:00 開演前:ヒマワリ学生運動にかかわるビデオ上映(約21分)
(会場でのみの上映となります、ご了解ください。)

18:30 挨拶(森川輝一)/趣旨説明(駒込武)
18:40  講演(呉叡人)

19:40  休憩

19:50  コメント(冨山一郎・福家崇洋)
20:00  コメントへの応答(呉叡人)
20:10 質疑応答
20:50 閉会

7月8日プログラム(予定)
13:15 開場
13:30 ※開演前:ヒマワリ学生運動にかかわるビデオ上映(約20分)
(会場でのみの上映となります、ご了解ください。)

14:00 挨拶(森川輝一)/趣旨説明(駒込武)
14:10 ビデオ上映:〈島嶼天光〉(Island’s Sunrise)
14:15 パネリスト(呉叡人)の発言
14:30 ビデオ上映:〈民意すら問えない石垣島〉(琉球放送)
14:35 パネリスト(宮良麻奈美)の発言
14:50 パネリスト(張彩薇)の発言
15:00 パネリスト(加藤直樹)の発言
15:10 パネルディスカッションⅠ(パネリストのあいだのコメント)

15:50 休憩

16:00 発言(オーガニックゆうき、上里賢一、王薫鋌、藤原辰史、植松青児)
16:20 パネルディスカッションⅡ(参加者からの発言・質問に応えて)
17:00 閉会挨拶・今後の企画のお知らせ(岡真理)

申し込み

zoomによるオンライン配信も実施する予定です。会場参加予定の方も、オンライン参加予定の方も、下記のフォームからご登録ください。
https://forms.gle/wmJVmaa5L1WaCkFY8
締め切り:7月4日(火)

問い合わせ先

e-mail: renshi.taiwan.seminar@gmail.com