Workshop
ワークショップ

公開自主講座「認識台湾Renshi Taiwan」「私たちの青春、台湾」上映会& アフタートーク

開催日

2024年4月25 日(木)17 時半~21 時(17 時開場)19 時半頃からアフタートーク

会場

京都大学総合研究4号館2階第3 講義室(オンライン併用)

ワークショップ概要

 公開自主講座「認識台湾Renshi Taiwan」第5回の企画は、台湾戦後史を知るための映画の上映と、若者たちによるアフタートークです。
 台湾ひまわり学生運動を知っていますか?
 ちょうどいまから10年前の2014年、中国とのサービス貿易協定の批准に反対する大学生たちが中心となって立法院(国会議事堂)を23日間にわたって占拠し、何十万もの市民が街頭に出て学生たちを応援、ついに政府の方針をくつがえした出来事です。台湾の若者のパワーを世界に知らしめた事件でした。ですが、運動のさなかにも、運動のあとにもたくさんの不協和音があり、失意がありました。
 ドキュメンタリー映画『私たちの青春、台湾』(監督:傅楡、2017年、台湾、116分)において、若き映画監督傅楡(フー・ユー)は、ヒマワリ学生運動の中心人物・陳為廷(チェン・ウェイティン)と人気ブロガーの中国人留学生・蔡博芸(ツァイ・ボーイー)に焦点をあてて運動の高揚と失速のプロセスを浮き彫りにします。そればかりでなく、監督みずからスクリーンに登場して自分自身の失意と向き合いながら語り始めます。
 そして今、台湾ひまわり学生運動から10年の歳月を経て、台湾の政治や社会はどのように変わったのでしょうか? あのとき大学生として運動に参加した若者たちはその後の時間をどのように生き、いま、どのような問題に直面しているのでしょうか? ひるがえって、沖縄(琉球)や日本列島に暮らす若者たちは、 いま、どのような問題に直面しているのでしょうか? 映画を受けとめた上で、若者たち(元山仁士郎×張彩薇×陳信仲×村上ひなこ)で語り合っていただきます。壇上のパネラーはいわば口火役、会場からの飛び入り発言も歓迎です。

プログラム

17:00 開場
17:30 開演(『スーパーシチズン 超級大国民』上映)
19:30 休憩
19:40 アフタートーク

申し込み

zoomによるオンライン配信も実施する予定です。会場参加予定の方も、オンライン参加予定の方も、下記のフォームからご登録ください。
開演後の途中入場も可能です。オンラインでご参加の方はアフタートークのみとなりますので、Amzon Primeなどのサービスで映画をご覧ください。
https://forms.gle/K84NDJ65i4AGKPLUA
締め切り:4月24日(水)

問い合わせ先

e-mail: renshi.taiwan.seminar@gmail.com

備考

参加費無料(無料で企画を継続するためにクラウドファンディング実施中です!)。
https://academist-cf.com/projects/330?