京都大学アカデミックデイ2018
アカデミックデイ Information
日 時:2018年9月22日(土)10:00-16:00
場 所:京都大学吉田キャンパス 百周年時計台記念館
参加費:無料
お問い合わせ先:京都大学研究推進部「国民との科学・技術対話」担当
kenkyu-taiwa@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
京都大学アカデミックデイ2018 プログラム
報告書を公開しました。以下よりご覧ください。
- 研究者と立ち話
- ちゃぶ台で対話
- 座談会
- 研究者の本棚
- 特別企画
研究者と立ち話
(10:00-16:00)
大学研究者、高校生等による研究紹介。ポスターの前にいる研究者に話しかけてみてください。
アミロイドβの凝集を抑制する天然物
アルツハイマー病の予防につながる研究をしています。
大学院農学研究科
入江 一浩 教授
鏡としてのエージェント
工学と哲学の狭間にある研究です
大学院情報学研究科
大本 義正 助教
生理センシングでリアルなこころに迫る
こころはどのように測定することができるでしょうか?
こころの未来研究センター
内田 由紀子 准教授
ナノサイエンスで未来の太陽電池を創る
ナノサイエンスについて知っていますか?
化学研究所
金光 義彦 教授
かさぶたとマクロファージで再生医療
マクロファージという細胞を知っていますか?
ウイルス・再生医科学研究所
西東 洋一 日本学術振興会特別研究員(PD)
小さな磁石を用いたメモリーデバイス
なし
化学研究所
塩田 陽一 助教
医療を創る統計学-臨床統計学
医薬品開発に統計学が役立っているってしってますか?
大学院医学研究科
佐藤 俊哉 教授
元素戦略プロジェクト
希少元素をできるだけ使わない材料の研究をしています
学際融合教育研究推進センター
田中 庸裕 教授/田中 功 教授
東南アジアと考える持続可能な社会
SDGsは日本と東南アジアの共通課題
東南アジア地域研究研究所
河野 泰之 教授
表面や界面の不思議な世界
表面や界面って何が楽しいの?
産官学連携本部
湊 丈俊 特定准教授
価値観と生活習慣、つながる脳
なし
大学院医学研究科
村井 俊哉 教授
素粒子を見よう!
素粒子って意外と身近なものなんですよ
大学院理学研究科
小原 脩平 日本学術振興会特別研究員(PD)
重力波物理学・天文学:創世記
重力波で見通す宇宙の本当の姿とは?
大学院理学研究科
田中 貴浩 教授
健康情報なっとくん:学習効果検証中!
健康情報の読み解き方のeラーニングを開発しました!
環境安全保健機構
岡林 里枝 助教
木から自動車燃料を創る!
循環型資源である木を有効に使いましょう!
大学院エネルギー科学研究科
坂 志朗 特任教授
精子を作る幹細胞とその操作技術
生殖細胞も老化するということをご存知ですか?
大学院医学研究科
篠原 隆司 教授
微細加工で創る新たなナノバイオの世界
今や機械系でタンパク質やiPS細胞を扱う時代です!
大学院工学研究科
横川 隆司 准教授
どうぶつにヒトの病気になってもらう
病気の「モデル動物」を見たことはありますか?
大学院医学研究科
高橋 良輔 教授
窒化物半導体材料とその光物性の魅力
生活に欠かせない光と電気について少し考えてみよう
大学院工学研究科
石井 良太 助教
バルクナノメタル:常識を覆す金属材料
金属に秘められた可能性、一緒に覗いてみませんか?
大学院工学研究科
辻 伸泰 教授
グリーンインフラで台風被害を低減
マングローブによる減災に挑んでいます
防災研究所
森 信人 准教授
音で見る -超音波による非破壊検査-
耳に聞こえない音が役に立つことをご存知ですか?
大学院工学研究科
松田 直樹 助教
心のものさし-世界の言語の車窓から
南の亜熱帯気候の島を中心に学術調査を行ってます。
大学院人間・環境学研究科/東南アジア地域研究研究所
西本 希呼 特定研究員/連携講師
アフリカから学ぼう
アフリカをもっと知ろう!
大学院文学研究科
松田 素二 教授
温泉で魚と緑を増やす研究
温暖化と漁獲高問題その解決策になれればと思います。
大阪府立長野北高等学校
清水 大河 3年
どうする?どうなる?福島の放射能
福島の放射能の今、あなたは知っていますか?
大学院工学研究科
米田 稔 教授
誰がために埃及資料を研究する
百年前に埃及で発掘された資料について研究しています
総合博物館
横山 操 研究員
光を使ってトコトン探ろう、細胞のコト
細胞のホンネ、聞いてみたくありません?!
大学院医学研究科/大学院生命科学研究科
松田 道行 教授
”史料”というフィールドへ
東南アジアのお経を見てみませんか?
東南アジア地域研究研究所
大野 美紀子 助教
水銀の行方
資源・エネルギーと廃棄物の管理はウラハラの関係です
大学院工学研究科
高岡 昌輝 教授
水はどこから来てどこへ行くのか?
水循環と水質の変化って意識することありますか?
大学院農学研究科
勝山 正則 特定准教授
超分子ポリマーネットワークの形成へ
新素材に繋がるポリマーネットワークを研究しています
大学院工学研究科
Kira Landenberger 講師
現実から目を逸らすな~海洋ごみ問題~
今話題の「マイクロプラスチック」、見てみませんか?
京都府立海洋高等学校
長岡 智子 教諭
学校健診データから将来の健康を考える
学校健診、卒業後どうなっているか知っていますか?
学際融合教育研究推進センター 政策のための科学ユニット
井出 和希 特定助教
「いのち、人体、細胞」をどうする?
「いのち、人体、細胞」について語りましょう。
医学部附属病院
佐藤 恵子 特任准教授
生態系を考慮した河道掘削法の提案
水害を防ぎ、河口の生物を守る河道掘削法の研究です
兵庫県立加古川東高等学校
猪股 雅美 教諭
法の考え方の共有と影響
法にまつわる知識の伝達について研究しています
大学院法学研究科
松本 和洋 日本学術振興会特別研究員(PD)
世界にあふれる「究極の選択」
あなたなら、なにを「犠牲」にしますか?
大学院文学研究科
大庭 弘継 研究員
鳥の足跡から恐竜の姿勢を推定する
鳥の足跡から、恐竜の身体を研究しています。
大学院理学研究科
田中 郁子 日本学術振興会特別研究員(PD)
人工遺伝子スイッチライブラリー
医療に役立つ化合物をライブラリーから見つける
大学院理学研究科
杉山 弘 教授
宇宙の声を聞いてみよう!
宇宙の声とそれを捕らえる機器を実感してください。
生存圏研究所
小嶋 浩嗣 准教授
RNA~生命をコントロールする分子~
iPS細胞を自在に操るための技術を開発しています
iPS細胞研究所
齊藤 博英 教授
なぜ、アレルギーは増えているの?
人の健康と環境を守りたい!から始まりました。
大学院地球環境学堂
高野 裕久 教授
新しい材料設計:ハイエントロピー合金
『混ぜること』の科学が新材料を創るヒントになります
大学院工学研究科
乾 晴行 教授/辻 伸泰 教授
天然物創薬ケミカルバイオロジー
自然に学びながら薬づくりを目指しています。
大学院薬学研究科
掛谷 秀昭 教授
学びと教えの未来についての研究
未来の教育について研究しています。
学術情報メディアセンター
緒方 広明 教授
森里海と私たちのつながりを捉え直そう
森里海のつながりを一緒に体験しませんか?
学際融合教育研究推進センター 森里海連環学教育研究ユニット
赤石 大輔 特定助教
炎を制する-超耐熱構造材料
燃焼温度の上昇が環境に優しいことを知っていますか?
大学院工学研究科
乾 晴行 教授
子どもの多様性を考える
自分に合った方法を知っていますか?
こころの未来研究センター
田村 綾菜 研究員
ロールプレイングによる支援と理解啓発
RPGを人間の学びと発達に活かす研究やってます
大学院文学研究科
Björn-Ole Kamm 講師
『土と水の科学』と生産基盤
「土」を物理の対象として見てみよう
大学院農学研究科
村上 章 教授
エスノグラフィを知ろう、そして使おう
あなたのエスノグラフィ活用法、ぜひ教えてください!
人文科学研究所
宇田川 彩 日本学術振興会特別研究員(PD)
ちゃぶ台囲んで膝詰め対話
(10:30-12:00、13:00-14:30)
ちゃぶ台囲んで研究にまつわるあんな話、こんな話。お茶の間気分でのんびりじっくり話しましょう。
民主主義からなぜナチスが生まれたのか
ナチス誕生の秘密を、食と農業から考えています。
人文科学研究所
藤原 辰史 准教授
社会的に認められない結婚と親子関係
家族の形とマイノリティの問題について考えましょう
人文科学研究所
藤倉 康子 日本学術振興会特別研究員(PD)
遺伝カウンセラーと学ぶ「がんゲノム」
「がんゲノム」や「遺伝子」についてお話しましょう!
大学院医学研究科
和田 敬仁 准教授
進化を続ける放射線治療
最先端放射線治療の実力、知ってますか?
大学院医学研究科
溝脇 尚志 教授
縁の下の力持ち「触媒」と「計算化学」
計算化学で見る触媒の世界を楽しく研究しています。
福井謙一記念研究センター
榊 茂好 シニアリサーチフェロー
木の文化を科学的にみる
一緒に日本の木に触れてみませんか
生存圏研究所
田鶴 寿弥子 助教
図書館はみんなの居場所?
100年前の図書館にタイムスリップ!
人文科学研究所
八谷 舞 日本学術振興会特別研究員(PD)
地球から消えそうな植物たちを守る工夫
なし
大学院地球環境学堂
瀬戸口 浩彰 教授
お茶を片手に座談会
(14:00-15:30)
テーマに沿ってみんなで語り合うトークライブ。登壇者の話に耳を傾けたり、ふいに質問をしたり、思い思いのスタイルで参加できる企画です。
「研究する」という働きかたと社会
Doing “Research” as Work and its Value in Society
研究者は大学にいなければ研究ができないのか? 知の探求にとって大学は本当に必要なのか? 「研究する」という働きかたは、現代の社会変化の中で、どう変わってしまったのか、そしてどう変わっていくのか。大学人、企業人、省庁関係者が議論します。
【時間】
14:00 – 15:30
【登壇者】
工藤剛史(音羽電機工業株式会社)
藤原綾乃(文部科学省 科学技術・学術政策研究所)
山本真司(学校法人河合塾 教育研究部)
マリオ・アイバン・ロペズ(京都大学東南アジア地域研究研究所)
神谷俊郎(京都大学学術研究支援室)
モデレーター 仲野安紗(京都大学学術研究支援室)
研究者の本棚
(10:00-17:00)
京都大学研究者のオススメの本を紹介・展示しています。
京都大学研究者のオススメの本を紹介・展示しています。
研究者から
「今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本」
「今ハマっている本」(誰かとこの本について話したい!)
「若者にお勧めしたい本」
「自分の研究に関連して紹介したい本」
の4つのテーマで本を紹介してもらいました。
学術書や小説から漫画まで、幅広いジャンルの本が推薦されています。
書籍情報は研究者の推薦コメントが付き。「愛読書が同じ研究者」に話しかけるのもよし、「こんな本が好きな人ってどんなことを研究しているのかな?」と顔を見にいくのもよし。推薦図書は手にとってご覧になれますので、秋の読書シーズンのお供選びの場としてもご活用ください。
※推薦図書とコメントは「研究者の立ち話」と「ちゃぶ台囲んで膝詰め対話」の各出展ページにも掲載しています。どの研究者がどんな本を推しているのか?研究者や研究について、より深く知るきっかけになることでしょう。
映像上映・解説
(11:00-12:00)
「東南アジアの都市生活」ドキュメンタリー
京都大学東南アジア研究所では、2012年からVisual Documentary Projectを開始し、東南アジアの若手映像作家が制作する短編ドキュメンタリーを募集・上映しています。
2017年は「東南アジアの都市生活」をテーマに作品を募集したところ、各国から多数の応募がありました。
アカデミックデイ2018では、このプロジェクトの紹介を兼ねて、応募作の中から上位作品2本を上映し、研究者が解説します。
上映作品:
『密告 Tip-off』
『私たちのヤンゴン 』
解 説:
マリオ・アイバン・ロペズ(京都大学東南アジア地域研究研究所)