京都大学アカデミックデイ2023
アカデミックデイ Information
アカデミックデイ単独では初の、学外開催でした!
〇京都大学アカデミックデイってなに?
「京都大学アカデミックデイ」は市民や研究者、文系、理系を問わず、誰もが学問の楽しさ・魅力に気づくことができる「対話」の場となることを目指して2011年度から実施しているオープンなイベントです。
京都大学アカデミックデイ2023は、単独では初!学外で開催いたしました。
当日はアカデミックデイ史上最高の880名(受付集計数値)の方にお越しいただけました。皆さま、お越しくださいまして誠にありがとうございました!
日 時:
2023年9月24日 (日) 11:00〜18:00
場 所:
ゼスト御池京都市役所前地下街:河原町広場・寺町広場・御幸町広場
参加費:
無料
申込み:
事前申込は不要です、お気軽にお越しください。
お問合せ:
京都大学アカデミックデイ事務局
kenkyu-taiwa*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp
※メール送信時は*を@に変えてください。
京都大学アカデミックデイ2023 プログラム
報告書を公開しました。以下よりご覧ください。
- 研究者と立ち話
- ちゃぶ台で対話
- トーク◎トーク
- 研究者の本棚
2023年9月24日(日)プログラム
研究者と立ち話
京都大学の多様な研究者による研究紹介です。ポスターの前にいる研究者に話しかけてみてください。
アフリカで住民の力を信じた暮らし向上
「遠く離れた」アフリカで研究する意味は?
地球環境学堂
真常 仁志 准教授
大は小を兼ねるか?:宇宙塵の科学入門
宇宙塵って知っていますか?(宇宙人ではないです)
理学研究科
野口 高明 教授
光でさまざまな機能を操る!
光化学って知っていますか?
工学研究科
今堀 博 教授
アツい宇宙と冷たい計算機
レーザー光で原子を冷やすと、未知の世界が広がります
理学研究科
高橋 義朗 教授
ナノアンテナが照らす明るい未来
明るく長持ちなスマホ、目指してます
工学研究科
村井 俊介 助教
発明!カブトムシのモノづくり
カブトムシが先導する「シワ革命」!?
工学研究科
井上 康博 教授
フラクタル・イマジナリーキューブの影
綺麗な影の形を見に来てください
人間・環境学研究科
立木 秀樹 教授
研究内容を分かりやすく伝える方法論
研究者と交流を図りたい方法を知りたい方にお勧めです。
医学部附属病院
西村 勉 准教授
先端科学と高校科学リテラシー教育
理系文系総勢二千名以上の高校生・高校教員が参加!!
複合原子力科学研究所
中村 秀仁 助教
火山噴火のふしぎ
鹿児島から来ました!火山噴火、みてみませんか?
防災研究所
井口 正人 教授
日本の隣国メキシコで地震津波防災
メキシコでの成果が日本にも役立てられています!
防災研究所
中野 元太 助教
豪雨を鎮める気象制御
豪雨って制御できるの?制御していいの?
防災研究所
山口 弘誠 准教授
日本のモスク:日常から災害時まで
「モスク」って知っていますか?
地球環境学堂
小谷 仁務 助教
キャッサバからアフリカの食を探る
タピオカ以外のキャッサバの利用法、知っていますか?
アジア・アフリカ地域研究研究科
中尾 仁美 博士課程1年
指先サイズのデバイスで”創る”臓器
細胞の能力を開花させる空間を創造しています!
工学研究科
横川 隆司 教授
細胞を薬のように使う時代が来た!
「細胞を点滴して病気を治す」時代が始まります!
医生物学研究所
河本 宏 教授
認知症-未病で見つけ未病で防ぐ-
疾患動物モデルとヒトでの「橋渡し研究」をしています
医学研究科
髙橋 良輔 教授
医学研究科
眞木 崇州 講師
医学部附属病院
山門 穂高 特定准教授
ダイヤモンドナノ粒子の医療応用
ダイヤモンドでがんを克服できるか?
人間・環境学研究科
Yu Jie 博士課程2年
臨床統計学-医療に貢献する科学-
プラセボって知ってますか?
医学研究科
佐藤 俊哉 教授
No RNA, No Life
なんかちいさくてすごいやつ
iPS細胞研究所
齊藤 博英 教授
合成生物学で世界を変える大学生の挑戦
DNAを使って新しい仕組みを作る研究をしています
医生物学研究所
北畠 真 助教
皆様がよく眠れるデジタルヘルス世界へ
「睡眠時無呼吸(OSA)って知っていますか?」
情報学研究科
梅野 健 教授
研究対象者の人権・福祉をAIで守る
研究倫理とはどのようなイメージでしょうか?
医学部附属病院
森 拓也 特定助教
あのー、ひ、非流暢って何ですか?
私たちの現実の話し方に耳を傾けてみましょう!
文学研究科
定延 利之 教授
BNCT: 伴侶動物のがん治療に挑む
BNCTの挑戦:大事な家族・伴侶動物の命を救うために
複合原子力科学研究所
鈴木 実 教授
ヒトゲノムの完全制御に挑戦する!
今日からあなたもヒトゲノムを探求する冒険者!
iPS細胞研究所
Knut Woltjen 准教授
2023年9月24日(日)プログラム
ちゃぶ台囲んで膝詰め対話
ひとつのテーブルを囲んで研究にまつわるあんな話、こんな話。お茶の間気分でのんびりじっくり話しましょう。
9月24日(日) 第1部(12:30-14:30)
人とのつながりで健康になる街を作ろう
お茶を一服しながら健康になる街について考えよう!
医学研究科
近藤 尚己 教授
Switzerland, Japan, and the Long Second World War (1931–1945)
Let's have a talk about wartime Japan and neutral states.
法学研究科 / 白眉センター
Pascal Lottaz 助教
「専門」とは何か。
大学は「学問」をするところです。では「学問」とは?
学際融合教育研究推進センター
宮野 公樹 准教授
説明できるAIが拓く新しい教育の形
AIを使った教育・学習支援、その中身を覗いてみよう
学術情報メディアセンター
戴 憶菱 特定研究員
9月24日(日) 第2部(15:30-17:30)
Shared Micro Mobility Vehicles: Acceptance and Potentials in Kyoto
We want to talk about the potential integration of shared light vehicles in daily travel routines
工学研究科
Jan-Dirk Schmöcker 准教授
一票の格差ってどうなの?
平等そうに見えるが不平等な代表問題を研究しています
総合生存学館
趙 亮 准教授
【出展取り下げ】お墓の中には何が描かれたのか
「形」を手がかりとして中国の思想を研究しています。
文学研究科
宇佐美 文理 教授
皮膚美容×健康
皮膚美容と健康を結びつけるパズルを解きたい
医学部附属病院
川上 聡経 助教
2023年9月24日(日)プログラム
お茶を片手にトーク◎トーク
テーマに沿ってみんなで語り合うトークライブ。お好きな席に腰かけて、話に耳をかたむけてみましょう。じっくり聞くもよし、問いかけるもよし。思い思いのスタイルで参加できる企画です。
11:30 − 13:30
出展ブース紹介ピッチプレゼンー気になるブースを見つけてみよう!
今年のアカデミックデイは総勢34ブース!それぞれに参加する研究者が入れ替わり立ち替わり、どんなブースを出しているのかステージ上でご紹介します。どこのブースでどんなお話が聞けるのか、ひとまとめに知りたい方におすすめです!1ブースあたりの持ち時間はわずか3分間、お見逃しなく!
【登壇者】
出展ブースに参加される研究者のうちの、どなたか
14:30 − 16:00
あなたに合う 「一冊」を探しにーいったい本とは何なのか?
人文社会科学系の研究者にとって最も重要な表現媒体である書物。そして、学問や表現の担い手と市井の人びととの出会いの場所である書物。
そもそも書物とは何なのか。京都と東京を拠点とし、果敢に「一冊」の可能性を広げてきたミシマ社代表の三島邦弘さんと、歴史から哲学まで30冊近い単著や共著、編著を執筆し、世に問うてきた人文科学研究所の藤原辰史さんとの対談です。来場者と一緒に、未来の本のあり方を探ってみたいと思います。
※ アーカイブ配信はこちらからご覧いただけます。
【登壇者】
三島邦弘(株式会社ミシマ社)
藤原辰史(京都大学人文科学研究所)
16:15 − 17:45
サイエンスアゴラ in 京都「アカデミアの現場からみたグローバリズム」(共催:国立研究開発法人科学技術振興機構)
科学と社会をつなぐ「サイエンスアゴラin京都」は、グローバリズムをテーマに京都ならではの視点で語り合う座談会です。
20世紀後半、資本主義モデルにより世界第二位の経済大国へと成長した日本は、自身の生活スタイルや文化をも欧米寄りのものへと変化させてきました。今日もグローバル化は世界的に加速の一途をたどり、サプライチェーンや人々の往来は、世界の隅々まで行き渡っていると言われています。ところが、新型コロナウイルスのパンデミックをきっかけに、グローバル化の進んだ社会の脆弱性が露わになり、さまざまな産業が大きなダメージを受け、さらに、日本や欧米諸国を中心に社会の基盤へと据えられていた民主主義も、その危機を囁かれるようになりました。
世界的にも新たな社会のあり方を模索する今、グローバリズムのひずみを目にしてきた私たちはどのような未来を目指すべきでしょうか。
世界的な観光都市としても捉えられる京都で、研究者の「知」(価値観や伝統、文化など)をもとに、日本の未来像を参加者の皆さんとともに考えたいと思います。
※ アーカイブ配信はこちらからご覧いただけます。
研究者の本棚
京都大学研究者のオススメの本を紹介・展示しています。
ふたば書房 御池ゼスト店
京都大学研究者のオススメの本を紹介・展示・販売しています。
京都大学研究者のオススメの本は
研究者から
「今の仕事(研究、進路)を選ぶきっかけになった本」
「今ハマっている本」(誰かとこの本について話したい!)
「若者にお勧めしたい本」
「自分の研究に関連して紹介したい本」
の4つのテーマで本を紹介してもらいました。
学術書や小説から漫画まで、幅広いジャンルの本が推薦されています。
書籍情報は研究者の推薦コメント付き。「愛読書が同じ研究者」に話しかけるのもよし、「こんな本が好きな人ってどんなことを研究しているのかな?」と顔を見にいくのもよし。推薦図書は手にとってご覧になれますので、読書のお供選びの場としてもご活用ください。
京都大学附属図書館
京都大学研究者のオススメの本を紹介・展示しています。
【!10月まで開催中!】
京都大学附属図書館においてもアカデミックデイ企画<研究者の本棚>を展示しています。
京大の教職員・学生の方は書籍を借りることもできますので、是非お立ちよりください。